アメリカ進出は、ほぼ起業⁉️
「アメリカに販路を広げたい!」「アメリカにビジネスを広げたい!」などなど、企業かアメリカ展開したり理由は、様々とあります。
アメリカに支社や法人を作り、今まで日本でやっている商品やビジネスモデルを「これからアメリカ市場に展開するぞー!」と意気揚々と始めますが、ビジネスが軌道に乗るまではかなりの時間を要します。
早くて数年はかかってしまいます。
最短で3年というイメージではないでしょうか…
日本では知られていても、アメリカでは知られていないので、商流におけるアメリカ人関係者に、自分たちを知ってもらうだけでも、かなりの時間を有します。
出来るだけ期間を短縮するためにも、「アメリカ人関係者を紹介しよう」と考えても、アメリカは国土が広く、「すぐ打ち合わせしましょう」という文化がありません。
西海岸と東海岸の関係者と打ち合わせしようものなら、日本からベトナムやタイで打ち合わせという時間的距離感があります。
そして、初めて繋がる関係者と1回や2回会って話したくらいでは、日本でもなかなかビジネスに発展しないものです。
これが異文化のアメリカ人となら、お互いを理解するのに、さらに時間を有します。
アメリカ市場では、認知度が無い状態でスタートするのが、日本企業のアメリカ進出です。
アメリカ市民が全く知らない、日本の商品やビジネスに関わってくれるアメリカ企業と繋がるだけでも一苦労…時間がかかります。
それでは、広告宣伝をかけて知名度を上げようと考えたとしても、そこは世界最大の市場のアメリカ❗️日本とは桁違いの費用が…
やはり、HPやSNSで地道に自分たちのビジネスの情報を広げる空中戦をしながら、知り合いからの紹介などで関係者を増やす地上戦をするしかないな〜 となります。
これは一から立ち上げて起業するのと同じではないか❗️と気づきます。
日本では、企業のブランドや信用があり販路を広げやすかったかもしれませんが、アメリカでは一から企業を立ち上げるイメージです。
数名の駐在員が、世界からトップグラスが集まる世界最大の市場を切り開く…
アメリカの関係者もトップグラスのビジネスマンや起業家。打ち合わせでも起業家精神が無いと興味を持たれません。
アメリカ市場を切り開く時に、撒き散らかさないといけない雰囲気は、優秀な社員ではなく、成功しそうな起業家。
アメリカのいいところは、企業の経歴がない新参者でも、まだまだブランドが知られてなくても、「良い!」と認めてくれれば大手とも取引できます。
小売店の規模も桁違いですので、数社に商品が入れば、全米数万店舗に置かれます。
たった数社でいいのです。
そこに入るために、様々なチューニングをしながら、何度も何度もチャレンジするだけです。
なので、1商品でも数年で売上が数十や数百億円の企業となり、たった数名で運用している企業も多数あります。