「起業支援in USA」思いつきメモ

アメリカでビジネス支援をしている中で、発見したこと含め、忘れないために思いついたことを都度記録

アメリカで成功する、ある特徴とは…

 日本企業がアメリカで、ビジネスを成功させるためには、アメリカ人と数多くのコミュニケーションしなければなりません。

 

 コミュニケーションする時に重要な点が、相手の言いたい事を理解でき、こちらの言いたい事が相手に伝えられるかどうかです。

 

 つまり、考え方が大きく異なるアメリカ人とコミュニケーションしながら、通じ合えるかどうかが、アメリカでのビジネスの成否を分ける!と言っても過言ではありません。

 

 今まで、アメリカ市場に挑んできた、数々の日本人と接して、アメリカでビジネスが続いている日本の方には、考え方にある特徴がある事が分かりました。

 

 それは、常にアメリカの良いところにフォーカスするという特徴です。

 

 例えば、アメリカの空港に到着された時に、入国審査に数時間かかる事がよくあります。その状況で、入国審査官が楽しそうに雑談している風景を見かけた場合、成功する人とアメリカ市場で続かない人との大きな違いが、

◯成功する人「アメリカ人は、こんな単調な仕事でも、凄く楽しそうにしている。」

◯続かない人「日本の空港だと……」「日本人なら……」

 という発言です。

 

 前者は、相手の良い部分にフォーカスし、後者は、自分の良い部分にフォーカスしています。

 アメリカ市場に展開したいのならば、ゴールはアメリカ市場でしょう。そして出発点は、自らが拠点にしている地域です。

 

 出発点(拠点)▶︎▶︎▶︎到達点(ゴール)

 

 到達点に早く辿り着きたいなら、到達点の情報が多ければ多いほど、方向が定まり最短でゴールへ向かえる事でしょう。

 拠点の良い部分に意識をフォーカスしていては、ゴールに必要な情報を掴めません。

 

 日本人が海外に展開する場合、アメリカに限らず他の国でも、同じ事が言えるのではないでしょうか?

 

 現地で日本の良いところばかり語る方もおられますが、そんなに日本が素晴らしい市場なら、なんでわざわざ海外に進出するの?となります。

 

 到達点に行きたいなら、到達点に意識を集中させ、今出来る最大限の事を行う…

 

 空港に着いたら、そこはアメリカです。

 着いた瞬間から、アメリカの良い部分にフォーカスして、様々な情報を脳内にインプットしている方は、到達してすぐにゴールへ一歩一歩前に進まれている方です。