アメリカ中小企業は、ますます△組織から◯組織へ
△組織とはピラミッド型の組織のことで、◯組織とは個人がそれぞれと繋がる、まるで円形に配置された組織です。
ひとつの円形組織だけに限らず、他の組織とも関わり、個人は円と円の接点に位置するイメージです。
そのため、自社以外の円形組織とも必要に応じて連携できる可能性もあり、プロジェクトの変化に応じて都度対応できるという自由度があります。
この組織形態では、各個人が自立して動ける人ほど、多くの円と関わることが出来てます。
また、出来る人が出来ない人を、誰に指示される訳でもなく、臨機応変に助けてあげることもできます。
いい事ばかりに見えますが、全ての人に合う万能の組織というものではありません。
◯組織が苦手な人もいます。
指示を受けてから動く、受動タイプの人は、◯組織はストレスになるかも知れません。指揮者や明確な指示は、ほとんど無いため、不安になるかもしれません。
また評価を気にするタイプの人もストレスになるかもしれません。頑張って仕事をしても、△組織のような組織の上に登っていくような評価は得られません。
アメリカの企業を見ていると、◯組織が以前にも増して増えているように思えます。
自立していて、自己判断でき、臨機応変に変化に対応できるタイプの人は、◯組織に集まります。
◯組織に合う人が、収入も増えていて、△組織のみの人との差が拡大してます。
◯組織に関わった時、自由度が高く楽しいと感じるか、不安定さを感じて不安になるか…
瞬間瞬間の不安定な状況こそ、変化に適応できて、長いスケールでみれば安定する考え方もあります。